英会話を学ぶメリットは何?〜目標やゴールを定め、最短のルートで習得しよう!!
『英会話習得』のゴールは人によって違う
こんにちは、シンです。
当ブログでは「英会話学習」に関する様々な記事を紹介していますが、
ほかのブログを見る限り、
『英会話を学ぶメリット』を列挙しているブログは多数あっても、
各メリット(目標)に応じて『学習すべき範囲やゴール』を解説しているものは少ないはず。
そう思えたので、この記事を書いてます。
・英会話を学ぶメリットが分からない方
・到達ゴールがイメージできないから、英会話学習しようと思えない方
本業は会社員の40代ブロガー。
高校2年生時、母校のOBとして訪れた当時の国連事務総長の講演を聴き、
国際的に活躍することを夢見る。
大学時には英会話サークルに所属し、日常英会話の基礎を固める。
大学卒業後、陸上自衛隊に入隊、多数の日米共同訓練に通訳・翻訳要員として参加。自衛隊退官後も、さまざまな企業にて英語を使用、コミュニケーション能力の向上に努める。
・自分にとって本当に英会話(英語)を学ぶべきかどうかが分かる
・英会話(英語)を学ぶメリットが分かる
はっきりとした学習目的がなく、
『なんとなく、、』で英語(英会話)学習を始めては、
挫折するのは目に見えてます。
膨大な労力と学習時間を捧げた結果、
それらの貴重な時間がムダに終わってしまいます。
あなたの人生における”資産”(=時間)を捨てているのと同じことです。
どうせスキルを身につけるのなら、
以下に紹介する”学ぶメリット”を参考に、
一度、よく考えてみてください。
人にはそれぞれ、向き・不向きがあります。
『何か仕事に活かせるスキルを身につけたい。』
『英語を話せるようになって視野を広げたい。』
そんな方々にはぜひ読んでいただきたいものです。
英会話の習得レベルに応じて、ふだんとは違う達成感や価値観を感じられたり、
ビジネスの収益性を高める可能性も大いにあります。
自分にとって”学ぶメリット”があるかを考えよう
以下でそれぞれ、具体的に学ぶメリットを5つ紹介します。
ぜひ、ご自身の今の環境や興味の度合いに応じて検討してみてください。
そして、ここからが大事な点なのですが、、
各メリット(ゴール)の果実を得るために必要なスキルやレベルは異なります。
誰もが、英語をペラペラ話せたり、通訳・翻訳できるレベルじゃなくてもいいのです。
だって、、ご自身の目指すべき目的が達成できればそれでいいわけですから。😊
人にはできない体験をしたい、
ビジネスの収益性を高めたい、
そんな、各人の目標達成の手段として英会話(英語)スキルを利用してください。
メリット① 就職・転職に有利
多くの社会人、新卒の学生にとって最大のメリットと言えるでしょう。
採用する側の企業から見たら、
同じレベルの経歴・能力の採用候補者が2人いた場合、
採用する職種(ポジション)にもよりますが、
英語を全く話せない人よりは、
英語を話せる人を優先するのは間違いありません。
何より、”実務で英語を話せる(使える)”ことで、
就職(転職)先の候補、選択肢が大幅に増えます。
その分、イヤな会社に我慢して勤め続ける可能性も低くなります。
昔とは違って、ビジネスの形態も、
人材を紹介したり、商品を売って利益を確保するだけでなく、
”情報を売り買い”するのが当たり前になってきています。
Webブラウザーを通して、グローバルにつながる現代のビジネス。
国内の企業であっても、国際競争力をつけるために有力な外資系企業と手を組むことは当たり前な世の中です。
スマホ(もしくはSNS)は今や我々の日常生活に欠かせない存在となっています。
同じく、休日や余暇を過ごすのに欠かせない娯楽の一つとなっている、
アマゾンプライムやNetflixなどのVOD(ビデオ・オン・デマンド)。
このような情報媒体を生み出すなど、世界経済を切り回しているGAFAの存在を考えると、
これからは、”英会話くらいできて当たり前”な世の中になっても不思議ではありません。
私自身、会社から基本給の他に、『英語手当』を支給されています。
英語ができる(英語を話せる)ことで、
仮に、『資格手当』がつかなくても、仕事や昇進のチャンスが大きく広がることは間違いありません。
このゴールに到達するためには(良い就職・転職先を確保するには)、
ビジネスミーティングでのプレゼンスキル、英文メールなどを駆使するライティングスキルも必須になりますので、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング4技能すべてをビジネスレベルまで高める必要があります。
英会話の基礎からしっかり身につけたい方は『英会話学習法』の記事を、
そして実践の場を増やしてスキルをグレードアップさせたい方にはオンライン英会話スクールでのレッスン受講をおすすめします。
ビジネスの現場で信頼を獲得し、それに見合った給与(収入)を得るわけですから、
しっかりと、総体的な英会話スキルを身につける必要があります。
メリット② 子どもにかける(英語)教育費を抑えられる
あなた自身が英語を話せるようになれば、
子どもたちに自ら英語を教えることもできます。
多少、発音や文法知識に偏(かたよ)りがあったとしても、
高いレッスン料金を払って英会話スクールなどに通わせるよりはるかにマシです。
日常的に英語を話す習慣が身に付いていれば、
自宅が英会話学習の教室になります。
私の子どもたち(2024年現在、中学生)も、ことあるごとに英語で会話をしています。
(※ちなみに、妻はフィリピン人です。)
『いや、でも今は、無理に学ばせる必要も感じないし、、』
とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
あなたはそれで良くても、子どもたちの将来は分かりません。
子どもたちが将来、国際的に活躍するために、
あるいは個人でグローバルなビジネスを展開するために、
英語(英会話)が必要になったとしたら、どうでしょうか?
語学の習得は幼児期からの方が有利、というのは間違いありません。
大人になってから学び直すのとは、明らかに学習コスト(時間・お金)が変わってきます。
まだお子さんがいらっしゃらない方であれば、
今のうちに英語を習得しておくのは、
自分自身の可能性を広げる以外に、子どもたちの将来への投資にもなります。
子どもに自ら英語をしっかり教えようと考えるならば、
英会話の4技能を、日常会話レベルまで高めておくのが良いでしょう。
スクールに通わせる必要性をなくすには、日常生活レベルの会話は英語でできるように。
メリット③ 貴重な経験ができて、人生(価値観)が変わる
私が自分のこれまでの英会話学習経験を振り返ったとき、
最も体感しているメリットがこれです。
大学生の頃に英語(英会話)にどハマりした結果、
多くの留学生から異なる価値観(人生観)をダイレクトに聞くことができましたし、
日本人だけで過ごしていることの、”視野の狭さ”に気付かされました。
日本では”常識”と考えていることも、
国が異なれば、そんな常識も単なる幻想でしかない場合だってあります。
日本での価値観だけで過ごしていると、
くだらない常識(や固定観念)に縛られて、自身の可能性を狭めていることだってありえます。
私は過去15年ほど、陸上自衛隊に所属し、
英語(英会話)ができたことで、ほかの隊員にはできない貴重な経験をさせてもらいました。
約3ヶ月の、在日米軍基地での英語研修。
彼ら米軍人と同じ居室に3ヶ月、寝泊まりしました。
実質的な国内留学に等しいものでした。
基地内にはアメリカ人が運営する、幼稚園から大学までが存在し、
米軍人が家族ぐるみで過ごしています。
いわば、一つの小さなアメリカ社会です。
休日など、基地から外出のたび、ゲートを通過した際には、
”日本に帰ってきた”感じがしたのを覚えています。😀
日米共同訓練時の通訳・翻訳経験も同様です。
多くの陸上自衛隊員、米軍人を前に会議で通訳するなど、
(英語を学んでいない)他の隊員ではなかなかできない経験だったはずです。
日米の考え方の違い、言葉の意味するところの”本質”をとらえ、
正確に伝える技術は、”コミュニケーション能力”を高めるのに大いに役立ちました。
日本人が気づかない視点、
アメリカ人が気づかない視点、
そういった中間の視点にも気付かされました。
語学を習得することは、価値観を一変させることです。
ときに、人によっては人生を大きく変えることだってあります。
通訳・翻訳とまではいかなくても、
外国を旅行するだけでも価値観は磨かれます。
最低限、その国の観光ガイドブックがあれば十分、なのですが、、
ご自身の人生(価値観)を一変させるような経験がしたい、とお考えであれば、
その国の言語の基礎レベルを習得しておくと、得られるものもだいぶ変わります。
自動翻訳機を頼りに、外国人とコミュニケーションをはかっても、
あなた自身の心はおそらく1ミリも動かないはずです。
やはり直接言語を通してコミュニケーションをとることをおすすめします。
そのためにも、日頃から『英会話表現』はたくさんストックしておくべきです。
メリット④ 洋画や海外ドラマの雰囲気をダイレクトに味わえる
英語をある程度理解できるようになると、
洋画や海外ドラマなども、字幕付きで楽しめるようになります。
字幕付きで鑑賞できるようになると、
これがまた英語学習の一つの手段になったりします。
気になる会話の場面があって、その場面の字幕をメモすれば、
自身の英会話の表現を広げることにつながります。
ふだん、洋画を”吹き替え版”で楽しんでいる方は、
もったいないと思います。
それぞれの俳優・女優に日本人声優が声をあてているので、
彼ら日本人声優のイメージフィルターを通して、作品を観ているのと同じです。
かなり脚色されている、と言っていい世界です。
実際の俳優・女優が発する”雰囲気”をダイレクトに味わうことができません。
通訳などもそうですが、
通訳者の声を通して理解するイメージと、
実際に本人(外国人)から直接聞いて理解するイメージは、
かなり異なります。
そこに”日本語を挟んでいる”からですね。
英語の生の臨場感を味わえるようになれば、
これまた価値観というか、人生の旨みが増すことは間違いありません。
そのためには、最低限、
リーディング・リスニングはある程度まで高め、
あとはご自身の興味のあるジャンルの語彙(ボキャブラリー)を増やしていけば良いです。
映画作品を字幕付きで楽しめるようになれば、
自然と『英語を話したい』という衝動に突き動かされるでしょう。
メリット⑤ 個人のビジネスチャンスが広がる
今や、”個人で稼ぐ時代”です。
本業を続ける一方で、ブログなどの副業に精を出し、
副収入を稼ぐなどは、珍しくなくなりました。
その際に、英語ができることで、その稼ぎを加速させるチャンスが生まれます。
以下の記事でも述べていますが、
英語が出来るだけで、世界中の英語話者に直接アクセスすることも可能です。
2024年現在、世界の英語話者人口は全人口の約20%。
約11億です。
日本の人口の約10倍です。
つまりは、日本人だけを相手にするのと比べ、
英語で発信することで、
10倍以上のマーケットを対象にできる、ということです。
もちろん、マーケットが異なれば、
その価値観や慣習を理解することも必要になりますし、簡単ではありません。
ですが、その可能性に満ちあふれた世界を手に入れることが十分、射程圏内だということです。
英語をある程度習得することで実現に一歩近づきます。
この可能性に満ち溢れた世界を追うのも悪くはないはずです。
個人ビジネスの対象マーケットを広げようとするならば、
今や個人ビジネスの主戦場はブログやYoutubeなどのWebですから、
リーディングとライティングに特化すればよいことになります。
無理にスクールに通って、英語を話せるようになる必要はないのです。
ただし、Youtubeなどで自らを世界に売り込むには最低限、話せる必要はありますが。
ご自身の興味のあるジャンルをWebメディアやブログなどで読みこみ、
少しずつGoogle翻訳などの翻訳ソフトを駆使しながら、英語表現をストックしていけばいいのです。
それこそ慣れないうちは、全文をGoogle翻訳で英訳し、
少しずつ英語の感覚を磨いていけば良いのです。
〜まとめ〜 周りに流されている場合ではない
繰り返しになりますが、
今は”個人で主体的に考え、稼いでいく”時代です。
一昔前は、学校を卒業したら大企業に就職し、
”会社におんぶに抱っこ”で生涯安泰、それで問題はありませんでした。
周りの流れに身を任せていれば良かったのです。
今は違いますよね。
『終身雇用』なんて死語どころか、オワコン、
いや、天然記念物モノです😅
こう言い切るくらい、働き方の価値観、
もっと言えば、人生の価値観が一変しています。
周りに流されず、自身で考え、人生を自由に切り開いていける世の中です。
そんな生き方をツラい、と考える人もいれば、大きなチャンスと考える人もいます。
この記事を読む皆さまには、ぜひ後者であってほしいと思います。
時間はお金に勝る、あなたの”貴重な資産”です。
まったく学習の目的が見出せず、周りの意見に流されて中途半端な気持ちで始めるならば、
あるいはそんな気持ちで現在、学習を続けているならば、
今すぐ英語(英会話)学習なんてヤメるべきです。
人生(時間)の壮大なムダ遣いでしかありません。
でも、上記で紹介したメリットのうち1つでも、あなたの心に刺さるのであれば、
ぜひチャレンジしてみるべきです。
『チャレンジしていただきたい』という表現の仕方では生ぬるいです。
”やるべき”です。
これは価値観の問題です。
上記で紹介した通り、
それぞれのメリットにおいて目指すべき、習得すべきレベルやゴールは異なります。
『英会話を身につけなきゃ、ヤバそうだな。』
『英語くらい、話せるようになりたい。』
そんな漠然としたイメージで学習を始めても長続きしませんし、
かけた分の時間と金額がムダになりますよ。
目標は明確に。
あなたの夢に向かって、最短経路を飛行しましょう!!