プレゼンの練習をする過程で自然とスピーキング力が向上する~英会話実戦記録(1)
月に1回、10分の『英語プレゼン』でスピーキング力が大幅にアップ❗️
こんにちは、シンです。
新たに『英会話実戦記録』のカテゴリーを設け、
私がさまざまな職場を転々とする中で実践してきたビジネス英会話の記録を綴っていきます。
私は大学卒業後、都内ベンチャー企業への勤務を経て、
陸上自衛隊に入隊します。
学生時代から憧れていた、”国際貢献”への夢を追い求めたのです。

本業は会社員の40代ブロガー。
高校2年生時、母校のOBとして訪れた当時の国連事務総長の講演を聴き、
国際的に活躍することを夢見る。
大学時には英会話サークルに所属し、日常英会話の基礎を固める。
大学卒業後、陸上自衛隊に入隊、多数の日米共同訓練に通訳・翻訳要員として参加。自衛隊退官後も、さまざまな企業にて英語を使用、コミュニケーション能力の向上に努める。
しかし、陸上自衛隊にて普通に勤務しているだけでは、英語を活かす機会を見つけることはできません。
そのため、私はことあるごとに自身の英語力を上司などにアピールし、
入隊して4年目に、在日米軍基地内での”英語研修”に参加させていただくことができました✨
(確か、参加可能条件としてTOEICのスコアが600点以上、だったと思います。)
私が研修先として所属したのが、神奈川県座間市にある、在日米陸軍のヘリコプター大隊でした。

私の他におよそ10人ほど、陸上自衛隊からその研修に参加しました。
皆、英語(英会話)のレベルはまちまちでした。
私たちはそれぞれ、米陸軍の独身者用隊舎に宿泊し、そこで3ヶ月間、
それぞれの研修先で英語を通して米陸軍の業務を学ぶことになりました。
出迎えてくれたのは、米軍所属で博士号を取得した教官。
その教官から、研修期間内にいくつか課題を付与されたのですが、
その一つに、”英語でのプレゼンテーション”がありました。
月に1回、10分間の『英語プレゼン』を実施。
内容は、①ふるさと紹介②所属部隊の紹介③自由テーマ(日本の世界遺産について)
、、だったと思います。

実際に3ヶ月間、米軍基地内で過ごした、いわゆる『国内留学』だったとはいえ、
自身の英語力を飛躍的に伸ばすのに貢献したのは、
この『英語プレゼン』だったと確信してます✨
というのも、このプレゼンを終える頃には、
当時通っていた都内の英会話スクールにて英会話レベル5→6に昇級したのです。
(最高はネイティブと同等レベルの7。)
結局、アメリカに留学したとしても、3ヶ月程度ではそんなに英語力が伸びないというのもわかる気がしました。
ほぼ3ヶ月、米軍人らと寝泊まりし、生活をともにしましたが、
飛躍的に英語力を伸ばすには自分自身の弛まぬ努力が必要。
それでは、実際に英語力を伸ばすための『英語プレゼン』の手順について、以下に詳細に解説します。
これは現在の英語力を伸ばすには”かなり”効果的な手法ですので、
英語圏の友達がいる、もしくは日常的にオンライン英会話のレッスンを受講しているといった方には特におすすめします。
そういった友人や、オンライン英会話の講師に向けて、
ご自身が準備したプレゼン資料を発表してみるのも良いでしょう。
手順①英語原稿を作成する

手順なんて大袈裟にいってますが、言語の違いがあるだけで、
日本語のプレゼンを準備するのと変わりません。
もちろん、プレゼンするためのPowerPointスライドも本来なら別に用意しますが、
ここでは“英語力を伸ばすためのプレゼン"ですので、無理に用意する必要はありません。
(※スライドなどを用意しなければ、プレゼンが"スピーチ"に変わるだけで、英語力を鍛えるという意味では同じです。)
まず、10分なら10分、プレゼンするためのテーマを決め、英語で原稿を作成します。
テーマについては、最初はご自身が話しやすい身近な話題を選ぶのがおすすめです。
また、無理に10分の原稿を用意しなくても、慣れないうちは3分ほどから始めても良いでしょう。
いきなり英語の原稿を書き出すのが難しいという方は、
まずは日本語で作成し、それを翻訳ソフトなどで英訳するというのもありです。
ただ、この英語原稿作成のプロセスそのものが、
ライティング力を鍛えることにつながりますので、
できる限り自力で作成することをおすすめします。
手順②英語原稿を添削してもらう

なんとか英語での原稿を作成することができたら、
次にその原稿を英語圏の友達やオンライン英会話スクールの講師にお願いして添削してもらうことです。
仮にどれだけ優れた翻訳ソフトを駆使したとしても、
ネイティブから見たら『ここはもっとこういう表現がいい』とか、
細かな言い回しの違いなどがあるものです。
そして、基本的なスペルミスや文法の間違いなども合わせて修正してもらいましょう。
この添削のプロセスで、語彙力の強化や細かな文法知識の向上に少なからず役立ちます。
どんな細かなプロセスであっても疎かにしないことです。
一つ一つの細かな作業が、必ずあなたの英語力強化に直結してきます✨
手順③原稿をひたすら音読、暗唱する

添削まで終えた、完璧な状態の英語原稿が出来上がったら、あとはひたすら音読し、
一語一句に至るまで覚えてしまうことです。
『英会話学習法』の記事でも解説していますが、
音読は英語学習に限らず、かなり効果的な学習法です。
ただ原稿をブツブツ黙読してもなかなか覚えられるものではありません。
多少、身振り手振りを交えながら、ひたすら声に出し、
ご自身がプレゼンしたい内容、その熱量に至るまで相手に伝わるように繰り返し練習しましょう。
もし友人やスクールの講師が手伝ってくれるのであれば、
この練習の過程でも聞いてもらい、発音の修正などもお願いできれば、さらに英語力の向上につながります。
正しい(というより相手に伝わる)発音でクリアに英語をアウトプットできれば、音読の効果は数倍も増します。
なにせ、クリアな発音ができているのであれば、
音読することによってリスニング強化にもつながるからですね。
そのため、早い段階でモノマネによって英語の発音をある程度マスターしてしまいましょう。
モノマネの重要性についても、『英会話学習法』の記事で解説しています。
聴衆を前に英語をアウトプット。自分に自信がつく貴重な経験。

3分間の英語スピーチだろうが、10分間の英語プレゼンだろうが、
大勢の人を前に英語をアウトプットするという経験は貴重なものです。
やっぱり人間って恥をかきたくない生き物ですから、
『⚪︎⚪︎月△△日に発表がある』と分かっていたら、それなりに一生懸命頑張りますよね。
しかもそれが仕事の一部であれば、なおさらです。
上司からの評価も気になりますし、今後の昇進なんかにも影響してくるとなれば。。
在日米軍基地にて英語研修に臨んでいた当時の私も、そのように必死な気持ちになっていました。
これまで英会話サークルで遊び半分な気持ちでいた大学時代とは違うんだと。
本番の日を迎えるまでにはおよそ10分間のプレゼン原稿もほぼパーフェクトに暗唱できていました。
(確か、準備に少なくとも2週間はかけていたと思います。)
あとはお世話になった在日米軍の教授や研修仲間、そして多くの米軍人たちの前で堂々と発表するだけ。
結果は予想以上の出来でした✨
教授からも、これまでに3回実施したプレゼンの中で最も素晴らしい出来だったと褒めてもらえました。
初回と2回目に実施したプレゼンの内容は改善点が山のようにあり、
それらをすべて克服した上で臨んだ最後のプレゼンでした。
プレゼンのテーマは『日本の世界遺産について』。
そもそも世界遺産とは?の定義から始まり、
日本国内における世界遺産の現状、その魅力まで、熱量いっぱいに英語で伝え切りました。
すべて伝え切った時の高揚感。
今でも鮮明に覚えています。
研修がスタートしたばかりの頃に、自分を見下していた(と思われる)米軍人も、
自分の英語プレゼンに目を見張っていたようでした。
単に日本語の内容を英語翻訳し、それを覚えて発表しただけ。
見方を変えればそれだけのことですが、
10分間もの内容を、聴衆に飽きさせることなく、
時には抑揚を交えながら、熱を帯びて伝える。
自分が訴えたかったことは間違いなく、全てのリスナーの心に響いていたと思います✨
英語の4技能を総動員したのと同じこと。

ここまでお読みいただき、お気づきになったでしょうか。
英語でプレゼンするということは、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4技能をフルに動員しているのと同じことです。
まず話すべき内容を原稿としてまとめ(ライティング)、
ネイティブにチェックしてもらいながら何度も読み直して推敲を重ね(リーディング)、
完璧な原稿が出来上がったら音読して暗唱に努める(スピーキング&リスニング)。
その集大成が、聴衆の前での発表です。
英語力が伸びない理由、考えられませんよね。
最後の発表の段階では、聴衆から質問まで受け付けることになるので、
そこでもスピーキング(といいますか、もはや英語でのコミュニケーション)してます。
ここまでの内容を読み、少しでもあなたの心が動くようであれば、
ぜひ同じようにトライしていただきたいと思います。
10分のプレゼンはハードルが高いと感じるようでしたら、まずは3分、いや1分からでも。
プレゼン形式が難しければ、それこそスピーチという形でも大丈夫です。
とにかく、人前で堂々と英語を話すこと。
論理的な話し方ができるようになること。
これができるようになると、英語力はもちろんのこと、
そもそものコミュニケーション力がアップすることは間違いありません。
自分が話しやすいテーマから、まずはトライしてみてください。
この練習をきっかけに、あなたの英語学習がさらに熱を帯びますように✨
