実践的英会話学習法(1)フリートーク

2025-01-21

主体的に学ぶ意思が必要

皆さんこんにちは、シンです。

英会話って、スクールに通えば(オンライン英会話に入会すれば)話せるようになるわけではありません。

残念ながら、英会話もほかの学習同様、

”自ら主体的に”学ぶ意思を持たなければ、なかなか身につきません。

これについては以下の記事でも解説しています。

はっきり言ってしまえば、、英会話は独学で身につきます。

大事なことは、楽しみながら継続すること。

厳しく、ツラい学習を続ける必要はありません。

ありませんが、、

短い学習時間であっても、毎日、反復すべきです。

『鬼滅の刃』の炭治郎のように、

ひたすら努力を積みかさねること。

楽しく努力を積み上げる。

この記事では、なるべく楽しく学習を継続する方法を紹介しています。

私が実際に、学生の頃に独学で日常英会話を身につけた方法です。

まずは、フリートーク(自由な英会話)を題材とした学習法から。

①話すお題(テーマ)を決める

英語を話せるようになるために、

当たり前すぎることを言います。

それは、、

実際に英語を話すことです。

『いや、それができないから悩んでるんだよ。』という声が聞こえてきそうですね。。

何も難しい英語を話す必要はありません。

簡単な英語表現を、”覚えてから”話すようにします。

まず、会話をするためには当然ながら相手が必要です。

”独り英会話”でも、まったくしないよりはマシですが、

やはり相手がいた方が学習効果は高いです。

あなたの身近に英語が話せる友人・知人がいればベストですが、、

必ずしもそのような環境にない方もいらっしゃると思います。

その場合は、ご自身と同じように英語(英会話)を学習している方を見つけるか、

あるいは先の話と矛盾するようですが、、

オンライン英会話に入会するのもいいでしょう。

オンライン英会話の利用について、ご注意いただきたいことがあります。

それは、

ご自身の英会話学習をより高めるための手段として、オンライン英会話を選択するということです。

『オンライン英会話に入会すること』が最初の目的であってはなりません。

学習する動機も目的もなく、学習を楽しめる習慣を身につけずに入会しても、

学習は継続できず、レッスン受講料をムダにするだけです。

まずは英会話の学習習慣だけでも、事前に身につけることをおすすめします。

英語を話す相手は友人でも、オンライン英会話の講師でも構いませんが、、

いずれにしても、『英語を話す相手』を事前に想定することが大事です。

英会話を学ぶ目的は、趣味や教養であっても、

ビジネス上の理由であっても、相手がいてこそ成り立ちます。

そのゴールを明確にし、最初からその会話の場面をイメージします。

そのイメージの土台となるのが、話す”お題(テーマ)”です。

自分は友人と何を話したいのか。

スクールの講師にどんなことを伝えたいのか。

ここではフリートークですので、お題はなんでもいいのです。

家族のこと、趣味のこと、仕事のこと、将来の夢、などなど。

ここでは一つの例として、趣味の”映画鑑賞”をテーマにします。

②話したい内容を日本語で文字に起こす

話したいテーマが決まったら、

次に、話したい内容を日本語で文章化します。

ノートに書き起こすでも、スマホやPCのワードエディタを利用する、でも良いです。

なるべく会話の相手を想像しながら、

『こういうことを話したい。』というザックリとした内容をどんどん文章にしていきます。

フリートークですから。😀

たとえば、テーマが『映画鑑賞』であれば、

・好きな映画のこと

・好きな俳優、女優のこと

・映画にハマるようになったきっかけ

自由に、なるべく会話が盛り上がるような内容にします。

『でももし、相手(友人)が映画にまったく興味がなかったら?』

そのように考えるかもしれません。

相手のことを気遣うのであれば、

相手(友人)にも、好きなことを話させてあげたらいいのです。

それもまた良い勉強になります。

ご自身が用意した映画の話題以外に、

相手の話すテーマについてもボキャブラリーが増え、多くのことを学べます。

ご自身と同じ英語(英会話)学習者、あるいは英語を話せる友人(ネイティブ)であれば、

快く、あなたの話を聞いてくれるでしょう。

学習意欲や目的、志向が似通っているのですから。

オンライン英会話の講師であれば、なおさらです。

『フリートーク』のレッスンを選択、受講すればいいのです。

会話が盛り上がるような内容を、

ひたすらノート(スマホなど)に書き起こします。

不思議なもので、考えたことを文字に起こすと、視覚的にもイメージが固まりやすくなります。

そしてなるべく、単語だけでなく、

”例文”の形で文章を作成するようにします。

(単語)

『サスペンス映画』、

『好きな俳優の名前』、

などではなく、

(例文)

『自分は主にサスペンス映画を好んで観ます。』

というように、短文でいいので、一つのセンテンスを組み立てます。

このセンテンスを複数、なるべく多く書き出すことが英会話力の底上げにつながります。

③日本語の例文をGoogle翻訳などで英訳

ある程度、例文を書き出したら、

それらの日本語の例文をGoogle翻訳などを利用し、英訳します

翻訳ソフトはなんでも構いません。

多少、英訳の精度(正確さ)が良くなくても、

英会話を積み重ねるうちに、誤訳(翻訳の誤り)にも気づくようになりますから。

こうして、

フリートークで話すべき英語の例文が出来上がります。

『どれくらいの例文を準備するべきか?』

という点については、

話す時間にも左右されますが、英語を話し慣れないうちは、

5つぐらいでも十分かもしれません。

たくさん話したいというのであれば、最初から10以上、用意してもいいでしょう。

ここでは試しに、5個の例文を『映画鑑賞』をテーマに列挙してみました。

肯定文だけではなく、疑問文も加えることで、会話をより盛り上げるように工夫します。

My hobby is watching movies. (私の趣味は映画鑑賞です。)

I watch a movie every weekend. (毎週末に映画を観ます。)

I mainly like to watch suspense movies. (自分は主にサスペンス映画を好んで観ます。)

Do you like movies? (映画は好きですか?)

What kind of movie do you watch? (どのような映画を観ますか?)

④例文を音読でひたすら予習

英訳した例文が完成したら、

あとはそれらの例文を何度も何度も音読します。

これは、『英語の文を頭で考えてから口に出す。』ということをなくすためです。

何度も音読を重ねることで、

英語の例文が自然と口をついて出るようにします。

良くないのは、以下のような流れです。

日本語の文章を思い浮かべる

➡️ 英語に変換する

➡️ ようやく口に出す

このプロセスを通して英語を話そうとすると、

まったく英語を話さないよりはマシですが、

なかなか英語力(アウトプット力)は向上しません。

音読の重要性は、

以下の『英会話学習法』でも詳しく述べています。

⑤相手の質問に対する答えも準備しよう

フリートークの準備として、

一つのテーマに対して例文を5〜10個、用意すると言いましたが、

できれば、相手の質問を予想し、それに対する回答も用意した方が良いです。

『たかがフリートークにここまでする?』

と思われるかもしれませんが、

話し慣れない英語だからこそ、ここまでする必要があります。

予期していなかった質問を相手に浴びせられ、

とっさに英語が口から出ずにあたふたしてしまう、、なんてことはよくあります。

ご自身が準備した例文に対する相手の質問も、

ある程度用意しておくと、

会話はさらに会話らしくなり、

”英語を話せている”という実感が湧くはずです。

このように、

アウトプットの段階で最も重要なのは、

成果を感じること、自信をつけることです。

それによって学習はますます楽しくなり、

学習効果も高まります。

⑥会話後の復習も忘れずに

英語の例文を準備するという予習に加え、

楽しい会話を終えた後の復習も忘れないでください。

英会話の場にもノートやメモ帳などを持参し、

(気まずい場合はスマホをメモ代わりにしてもいでしょう😅)

相手との会話で生まれた言葉や気になるフレーズは逐一メモし、

あとで調べるなどして、確実にご自身の英会話表現にしてしまいましょう

そのためにも、日頃から”自分だけの英会話表現集”をストックするノートを用意してください。

これについては、以下の記事を参考にしてください。

こうして、フリートークのたびに、

英会話の表現集を自ら作成し、友人や講師から学ぶ行為を繰り返していくと、

いやでも英語の”ネタ帳”は充実していきます。

あとは、ひたすら実践を積み重ねるだけです。

予習(例文を準備)➡️ 英会話実践 ➡️ 復習(例文をストック)

このプロセスを繰り返し、忘れずに復習していくうちに、

いやでも英語をスラスラ話せるようになっていくでしょう。

何度も言いますが、語学習得の鍵は、

”楽しく継続”です。

あなたが英会話能力を身につけ、

優秀なビジネスパーソンになること、

あるいは、

外国人相手に趣味を楽しんだりできることを期待しています。

それでは、またの記事で!!

➡️『英会話学習法』ページ

英会話学習法

Posted by shin